雨水浸水被害対策
更新日:2019年4月17日
現状・課題
浸水被害状況
- 役場や学校、病院、文化施設などの公共施設、国道27号や若狭高浜駅、JR小浜線などの主要交通網が集積した区域では台風・大雨時の雨水浸水被害が課題となっています。
- 高浜駅前の国道27号は、様々な防災活動を行う上で、最も重要な幹線道路であるため、雨水浸水被害を抑制する必要があります。
対策・整備方針
汐入川の排水先である二級河川子生川の水位は、潮位の影響を受けることから、流域内の低地区などで豪雨時に浸水被害が生じているため、水路の流下能力を超える降雨を地下式雨水調整池に貯留し、水路からの溢水(いっすい)を防止します。
対策の目標はおおむね7年に1度の大雨(46.8mm/h)を想定し、一定量を超える雨水は、汐入排水区の上流域にあたる湯谷地区や南地区に建設する雨水調整池で流出を抑えながら、下流側水路の負担を少なくし、浸水被害を軽減します。
進捗状況
- 【平成23年度】
建設計画中の調整池(案)について、建設予定の湯谷区、南区の住民のみなさまに説明をしました - 【平成24年度】
調整池建設に係る基本設計策定のほか、現地調査等の業務を実施しました - 【平成25年度】
昨年策定した基本設計をもとに、実施設計を策定しました - 【平成26年】
汐入1号雨水調整池整備工事(湯谷地係)について、
5月 一般競争入札を実施
(株)大林組・吉田開発(株)特定建設工事共同企業体が落札しました
6月 町議会の議決を経て本契約を締結
7月 湯谷区において工事説明会を開催
8月 現場着手 (汐入雨水調整池計画図詳細)
Q&A
Q 調整池はいつできますか?
A 湯谷区は平成28年4月、南区は平成29年4月の供用開始を目指しています。
Q 46.8mm/hの雨はどのくらいの強さですか?
A 浸水被害があった平成10年の台風7号や、平成16年の台風23号における雨の強さとほぼ同じぐらいの強さです。
Q どんな豪雨でも対応できますか?
A 46.8mm/hの雨を想定し、貯留能力などを決定しています。
どんな豪雨でも100%対応できる施設の整備は現実的に困難ですのでご理解ください。
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