第10回 高浜町新庁舎公民館建設検討委員会
更新日:2019年4月18日
■ 日 時:平成26年8月1日(金)場 所:高浜町役場 3階 第1・2会議室
「前回(第9回)建設検討委員会以降に変更した実施設計提案の説明」や「設計提案に係る質疑応答」、「新庁舎公民館建設工事に係る建設概要」などについて協議しました。また、本年10月からの新庁舎公民館建設工事着手に伴い、「平面図」や「庁舎模型」などによる広報(周知内容)について了解いただきました。
また、今回を以って建設検討委員会が最終回となることから、松下委員長(福大教授)、野嶋アドバイザー(福大教授)より「高浜町新庁舎公民館建設工事設計(計画・提案)」についての総括をいただきました。
「実施設計」等に関する意見交換の内容
1)実施設計に関する質疑
- 喫煙所の設置場所はどこか?
→敷地内ではあるが、屋外を予定している。 - 今回の新庁舎公民館は「和風」での仕上がりとなったが、今後の高浜地区の公共施設も同様に進めるのか。
→「高浜町都市計画マスタープラン」に従い進める。 - 景観条例の策定はあるか。
→現在のところ予定はないが、今後検討が必要と考えている。 - 「エコ」の取り組みとしては何があるのか。
→地元産材(木材)の活用、伝統技法(煙出し櫓)の採用 - 公民館棟の各室の使い方検討や愛着ある施設となるための住民への周知を検討しているか。
→住民グループが主体的に検討いただいています。
2)高浜町新庁舎公民館建設工事に係る概要
- [工期]平成26年10月から平成28年3月まで
- [建物面積]7,414.68㎡(現在は「庁舎、教育会館」を合わせて5,000㎡程度)
- [工事費]31億1800万円程度
3)住民への周知、広報
- ホームページ等で「平面図」、「庁舎模型」などを掲載
- 随時、解体工事から本体工事完成まで、定期的に状況写真を掲載
今回「新庁舎公民館建設工事設計(計画・提案)」について、委員長、アドバイザーによる総括、まとめ
1.野嶋アドバイザー
これまで10回の会議を進める間に、想いのこもった意見によりまとまってきたと思います。予算の無い中で、上手くまとめられたと思います。外観の瓦についても議論ありましたが、大きな施設を分棟化することによって、大きく見せ過ぎないことに好感が持てます。良くまとまっていると思うので、これをどう使っていくかが重要になってきます。また、石橋委員のおっしゃったことがとても大切で、地元の企業が地元の素材を使用することが一番エコであり、地元の職を開発していくことが大事な事です。地方都市人口減少時代、どの様に職を作っていくかが大切です。そのリーディングプロジェクトである庁舎建設に魂を入れるかどうかを気にされていると思います。木造の部分をどれくらい地場産材、地元の職人で作っていくのか。板材を真っ直ぐに保つ加工は全国でも数少ないと聞いています。多少使ったということにするのか、これからの高浜住宅で地場産材の利用をどう仕掛けていくのか、これから考える課題になるでしょう。
2.松下委員長
今までも熱心な意見が多くこれだけ関心を持った方が多いので、成功するという気はしています。良い建物が建ってもそれをどう使っていくかが重要です。皆さんにはまだこれからも頑張っていただくことになると思います。また、大学の授業の一環で、建物の使い方にも関心があるので、工事が終わって終わりというだけでなく、有効に使われているかという調査も行いたいと思っています。
3.副町長(岡本委員)
平成22年8月8日から丸2年ご検討いただきました。委員長、野嶋アドバイザー、委員の皆様に心からお礼申し上げます。建物は出来上がりますが、使っていただくのは町民の方々です。多くの町民の皆さんにお越しいただき、4つのコンセプトを活かせる庁舎公民館となるよう努力していきます。
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