高浜町新庁舎・高浜公民館第１回住民説明会

更新日：2019年4月17日

平成25年4月24日（水）午後7時より、「高浜町新庁舎・高浜公民館についての第1回住民説明会」が、高浜町文化会館小ホールにおいて開催されました。

概要

“高浜町新庁舎・高浜公民館”の建て替え計画については、平成25年1月に選定した設計業者や、“新庁舎公民館建設検討委員会”、“高浜公民館を考える会”の方々と意見を交わしながら、現在まで基本設計案を検討してまいりました。
今回の住民説明会は、現段階での基本設計案を町民のみなさん、各区長さんや各種団体・サークルのみなさんにご覧いただきたいため開催しました。
また“楽しく使いやすい新庁舎公民館”になるように、町民のみなさんからご質問やご意見などを、今後の参考にいただきたいと思っています。

第1回住民説明会の内容

【開会の挨拶】
「今回の説明会や今後のワークショップを通じて、平成25年9月には町民のみなさんの意見を取り入れた基本設計を完成させたいと思っています。また平成28年4月には、町民のみなさんに喜んで使っていただけるような新庁舎公民館を完成したいと思っています。」（岡本副町長）

【今回の基本設計案までの流れ】
検討委員会の意見やフォーラムでの考え方を中心に、プロポーザルで選定した設計業者の基本設計案タタキ案の検討を繰り返し、また、検討委員会等との協議を重ね、現時点でベストな基本設計案を提示いたしました。（総務課）

【プロポーザルによる設計業者の選定】住民説明会02
9社応募があった設計業者の中から、先ず1次審査で6社に絞り、次に2次審査で高浜に合った提案をした設計業者と近隣事業所とのジョイントベンチャーによる設計共同体1組の選定を行いました。また、プロポーザルでの評価の決め手は、「行政・議会・公民館の機能について、それぞれ明確に棟(むね)を分けて、それらを低層のコミュニティゾーンでつなぐ空間構成の提案」が審査委員会で高く評価されました。（建設整備課）

【基本設計案について】

基本コンセプト

コミュニティの創出
防災機能
環境にやさしい庁舎
利便性

ゾーニング

行政
議会
公民館
コミュニティゾーン

浸水対策として防災拠点や電気室・電算室を3階に設置します。
ピロティ空間を確保し災害時などの作業を効率的に実施できる様にします。また駐車台数を十分確保します。

【基本設計案に盛り込んだ高浜らしさのある庁舎公民館】
設計コンセプトを高浜町民一人ひとりが主役になる“暮らしたい、働きたい、訪れたいまち”にふさわしい庁舎・公民館とし、“エコ里”、“コンパクトシティ”思想が建築空間の中に息づく建築計画としています。また、町民の心の中にある高浜の原風景を手がかりに、永く愛され続ける高浜にしかない新庁舎・公民館のデザインとしています。（日本設計・未来プランニング設計共同体）

【検討委員会・公民館を考える会で出た意見】

検討委員会では、“高浜町の風土を活かした新庁舎・公民館の検討”、“土地・敷地や環境に対応した新庁舎公民館の使い方の検討”、“雨水による浸水対策に対応した新庁舎公民館の課題の検討”などの様々な事柄について、基本設計案に反映されるように、これまで多くの意見交換を行ってきました。（検討委員会委員江上さん）

これまでの基本設計案に関する意見交換などから、“公民館をどの様に使っていくか、公民館をどう運営していくか”などがこれからの検討課題です。（公民館を考える会メンバー西原さん）

【住民説明会での質疑応答】

地盤についての充分な検討がされているか？
⇒現在の地質調査は既に実施しており、調査のデータも持っています。地盤の状態についても把握しています。
庁舎と公民館は別の機能なので分割すべきでは？
⇒庁舎と公民館はセキュリティ上の区分が必要であり、間仕切りを入れる必要があると考えています。
コミュニティゾーンとは何か？
⇒エントランスホールのように気軽に入れる場所で、行政情報の取得や、まちづくり活動などの活動紹介の情報発信の場所です。
国道27号線に対する横断歩道の考え方は？
⇒“付替道路町道大西線”と交差する国道の安全面と滞留する状況を検討し、警察、公安委員会と協議をして進めていきたいと考えています。

【閉会の挨拶】
「これからもワークショップ等を通じてご意見をいただきながら、多くの町民のみなさまに満足していただける新庁舎公民館を検討してまいります。」（永登教育長）