令和8年 第1回3月高浜町議会定例会 施政方針
更新日:2026年4月30日
本日ここに令和8年第1回3月高浜町議会定例会を招集しましたところ、議員各位におかれましては、何かと御多用の中、御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
【はじめに】
初めに、昨年の町長選挙において、安心で心豊かなまちづくりを進めることをお約束をして立候補し、町民の皆様からの御負託を賜り、町政を担わせていただくことになりました。
本日ここに新年度を迎えるに当たり、町長として、施政方針の一端を述べさせていただきます。
この間、国においては、高市早苗首相が就任され、責任ある積極財政を掲げ、強い経済の構築を目指す姿勢を示されております。
また、福井県においても、新たなリーダーとして石田嵩人知事が就任され、市町と双方向のコミュニケーションを図り、信頼関係を築くことを述べられております。
こうした国・県の動きとも歩調を合わせ、緊密な連携を図りながら、町民の皆様の声に耳を傾け、着実に町政運営に取り組んでまいります。
【原子力政策について】
次に、原子力行政についてです。
高市首相は、エネルギー安全保障の観点から、省エネ技術の活用を進めるとともに、国際エネルギーの確保が重要であるとし、地域の理解や環境への配慮を前提に、サプライチェーンの強靱性を確保を図りながら、脱炭素電源の最大限の活用、安全性が確認された原子炉の再稼働加速や、次世代革新炉の開発・設置について具体化を進めると述べられております。
石田福井県知事は、2月県議会における施政方針の中で、原子力政策全般について、県の原子力行政3原則である安全の確保、地域住民の理解と同意、恒久的福祉の実現を基本に、安全を最優先として様々な課題に対応していく旨を述べられました。
また、関西電力が県内の三つの原子力発電所全ての敷地内で計画している使用済燃料の乾式貯蔵施設の事前了解については、従来の県の方針を基に、県議会や理事長の意見を踏まえながら適切に対応していくとの考えが示されました。
原子力政策においては、フロントエンドの課題のみならず、重要な課題としてバックエンド、すなわち使用済燃料の貯蔵、再処理や高レベル放射性廃棄物の最終処分問題などがあります。全国原子力発電所所在市町村協議会に設置されているバックエンド問題に関する検討委員会においては、私も副委員長として参画をしており、現在、国や原子力事業者、関連団体等に対する高レベル放射性廃棄物最終処分に係る提言書の取りまとめ作業を進めているところであります。
原子力政策につきましては、安全性の確保と地域との共生を最優先に、国及び事業者と連携しながら町民の皆様の安心と地域振興の両立に努めてまいります。
【安心で心ゆたかなまちづくりの実現に向けて】
私は、皆様とお約束いたしました、安心で心豊かなまちづくりを町政運営の基本理念に掲げ、町民一人一人が安心して暮らし、幸せを実感できる高浜町の実現に向け、町長としての責任と覚悟を持って町政を進めてまいります。
まず、町政の土台として、子育て、教育、福祉、介護、防災を最重要分野と位置づけ、住民の暮らしに直結する施策を着実に推進をいたします。
子供を安心して産み育てられる環境づくり、未来を担う人材を育てる教育の充実、高齢者や支援を必要とする方が地域で安心して暮らし続けられる体制の強化、そして、災害に強いまちづくりを通じて、町民の命と暮らしを守る町政を貫いてまいります。
現在、日本の原子力発電所のうち4基が稼働をしており、その中でも日本一の原子力発電容量を誇る高浜町においては、子育て、教育、福祉、医療といった生活面における幸福度の高さや、まちとしての安心感を一層高めるとともに、魅力ある原子力発電所立地町としての将来のまちづくりや、関連する地元企業のさらなる発展に力点を置いてまいります。
次に、魅力あるまちのとしての基盤整備を進めてまいります。
教育施設や文化施設の整備・充実を図るとともに、老朽化が進む水道、下水道、公共施設については、計画的かつ着実な改修を進め、将来世代に責任ある公共インフラを引き継いでまいります。また、地域の思いに沿った公園整備等を進め、町民の皆様が心豊かに過ごせる生活環境を整えてまいります。老朽化が進む公共施設につきましては、計画的な改修を進めるとともに、役目を終えた施設については、速やかな除去や有効活用を図り、将来世代に負担を残さないよう取り組んでまいります。
高浜町が誇る自然と景観は、まちの大きな魅力であります。ブルーフラッグに象徴される美しい海と浜辺、若狭富士と称される青葉山の雄大な景観、そして、シーサイドラインの魅力を守り、磨き上げることで、観光振興と交流人口の拡大につなげ、高浜町の価値を高めてまいります。
町民の安全と安心を確保するため、防災機能の強化とまちの安全性向上を目的とした道路整備を進め、災害に強く、日常生活においても、安全で暮らしやすいまちづくりを取り組んでまいります。具体的には、通学路における歩道整備や防災機能向上を図る道路整備、緊急車両が困難な狭隘な道路の改良などを積極的に進めてまいります。
産業振興においては、まちの雇用と経済を支える重要な柱として、原子力発電所4基が安全で安定して運転を継続できる環境の確保に、町長として強い責任と覚悟を持って取り組んでまいります。事業者はもとより、国・県と緊密に連携し、安全最優先の姿勢を堅持しながら、地域の理解と信頼の下、まちの経済を支える基盤を守ってまいります。
2月末には、カナデビア株式会社若狭事務所において、鋳造工場の拡張工事が竣工をいたしました。同事業所では、半導体の基板となるシリコンウエハーの研磨機に使用されるラッピングプレートが製造をされており、世界シェアNo.1、60%を占め、高浜町が誇る工場であります。
今後におきましても、こうした高い技術力や生産機能のさらなる向上を期待をするとともに、同社に続く町内企業の育成や企業誘致に努めてまいります。
あわせて、観光の振興をまちの成長分野として位置づけ、アジアで初めて国際環境認証ブルーフラッグを取得し、以来10年連続で認証継続の若狭和田ビーチをはじめとした、自然、歴史、文化を生かした魅力ある観光施策を展開し、滞在型観光や交流の拡大を図ってまいります。
さらに、農業、漁業といった一次産業の振興にも力を注ぎます。担い手の確保、育成、経営基盤の強化、付加価値の創出を進め、地域資源を生かした持続可能な農業、漁業の発展を支援してまいります。一次産業を守り、育てることは、地域の暮らしと文化を未来へつなぐ重要な取組と考えております。
若い世代の働く場の確保については、発電所や町内企業にとどまらず、舞鶴市や小浜市など近隣市町との広域的な連携を進め、多様な働き方や選択肢を確保してまいります。
また、町内での創業支援や企業誘致を進め、若者が挑戦できる環境づくりに取り組み、経済と地域に活力をもたらすまちづくりを進めてまいります。
また、若い世代の定住に向けては、若宮園跡地などを活用し、地元企業や大学等の連携の下、スマートタウン住宅地の計画検討を進めてまいります。
これらの施策を総合的に展開し、人口減少社会に正面から向き合いながら、住んでよかった、これからも住み続けたいと実感できる幸せで安心なまち高浜町の実現を目指してまいりたいと思っております。
特に若い世代や女性が住みやすく、将来に希望を持てるまちづくりを重要な視点として、住んでよかったと思える施策を徹底して進めることを町長としてここにお誓い申し上げます。
施策を進めるに当たっては、行政だけで完結するものではなく、各地区の皆様、各種団体の皆様、女性グループ、そして、若い世代の皆様との対話を何よりも大切にしてまいります。現場の声に真摯に耳を傾け、対話を重ねながら政策を積み上げ、その成果と課題を丁寧に検証し、評価し、次につなげる。この循環を通じて、実効性のある町政運営を進めてまいります。
町民の皆様とともに考え、ともに歩み、ともに未来を創る。その強い意志の下、住んでよかったと思えるまち、安心して暮らし続けられるまち高浜町の実現に全力で取り組んでまいります。
【予算編成の基本方針】
それでは、安心で心豊かなまちづくりの実現に向け、新年度予算編成方針及び新年度予算における主要な施策について申し上げます。
令和8年度当初予算は、私の公約の実現に向けた最初の当初予算となることから、子育て、教育環境の充実を図るため、本町が掲げるスローガン、子育て環境日本一を目指すまちに向けた取組や、地域医療の安定と福祉の充実を図るため、地域医療体制の構築や、住んでいるだけで健康になれるまちの実現に向けた取組、そして、防災体制の見直しと強化に向けて、避難所機能や家庭防災機能の向上に加え、雨水対策などのインフラ整備に取り組んでいく予算といたしております。
また、令和8年度からは、高浜町総合計画の後期実施計画のスタート年となることから、総合計画に掲げる将来像、「くるむ つなぐ 輝く 自然とともにある暮らし」の実現に向けた中長期的な視点を持って、諸施策を予算計上しております。
さらには、第3次の人口ビジョンに基づいた第3次まち・ひと・しごと創生総合戦略が令和8年度からスタートとなります。人口減少を正面から受け止めた上で挑戦するまちであり、町民一人一人が幸せを実感できるまちづくりを進め、将来にわたって活力ある豊かな生活環境の実現に向けて、地域経済力を高める具体的かつ効果的な取組を推進し、選ばれる高浜町の実現を目指してまいります。
私のマニフェストと総合計画の分野を関連付け、新たに進めてまいりたい事業を中心に申し述べさせていただきます。
【1.子育て・教育環境の充実】
まず、子育て教育環境の充実です。
安心して子育てができる環境づくり、本町のスローガン、子育て環境日本一を目指すまちの取組に総額24億6,000万円の予算を計上をしております。
子育て環境の充実に向けた子ども・子育て分野の取組として、子宝手当の支給や子供医療費の無償化をはじめ、保育所並びに小・中学校の給食費の無償化といった支援策を令和8年度も継続をしてまいります。
そして、令和8年度から新たに3歳未満児の第1子の保育料を無料化するとともに、保育料の完全無料化に合わせて、公立保育所・保育園の新規入所・入園時に必要となる教材費の無償化を実施し、保護者の負担軽減を図ってまいります。
また、安心して子育てができる環境を整えるため、産後ケア事業を民間事業者へ委託し、母子への心身のケア及び育児サポートを専門的かつ安定的に提供してまいります。あわせて、地域の身近な場所で妊産婦を支えられる体制の構築に向け、産後ケア施設の整備、改修を支援し、産後ケア事業のより一層の充実を図り、さらなる子育て環境の充実を進めてまいります。
教育環境の充実に向けた取組として、小・中学校の教材費の無償化、中学生の通学定期券購入費用の全額補助、入寮費助成制度、入学新生活応援給付金といった支援を継続し、令和8年度からは高校生の通学定期券購入補助を8割補助から全額補助へ拡充し、教育支援を進めてまいります。また、安全・安心で質の高い教育環境を提供するため、高浜小学校体育館の空調設備を新設し、教育環境における熱中症リスクを軽減するとともに、災害時における避難所として使用する際の環境改善を進めてまいります。
他の小学校につきましても、現在国の補助制度を活用した整備に向けて申請手続を行っており、採択され次第、順次整備を進めてまいります。さらに、小学校4校と高浜中学校の校内無線ネットワーク機器の更新及びネットワークのクラウド化を行い、情報教育の拡大によるデータ量の増大に対応するとともに、データ保管のクラウド化による運用の効率化とセキュリティの強化を図り、安定した学習環境を提供をいたします。
住環境においては、子育て世代を中心に多世代が楽しめる公園整備を進めており、令和8年度秋に供用開始予定の高浜公園ソラノワに続いて、和田地区の中核となる地区全体の交流拠点となるよう、町民参加型での和田公園の整備工事を令和8年度から3か年をかけて行い、公園を舞台とした様々な活動の場や交流の場として多様な人々が集い、関わり合う場所づくりを進めてまいります。
【2.地域医療の安定と福祉の充実】
次に、地域医療の安定と福祉の充実であります。
まず、地域医療の安定に向けた保健、医療分野の取組として、令和7年度に実施しました地域医療体制分析業務の結果に基づき、将来確保すべき医療体制や医療機能を関係者と共有し、医療機関の役割分担や介護連携等、持続可能な医療を適切かつ効率的に提供できる体制確保や中長期的な行政支援の在り方等を盛り込んだ高浜地域医療推進プランを策定してまいります。
令和7年度より取り組んでまいりました健康アプリ、高浜アプリが4月より御利用いただけることとなります。このアプリは、前日の歩数や健康状態の記録ができ、歩数や健康に関するイベント等の参加に応じて健康ポイントがたまります。たまったポイントは、福井県の地域通貨はぴコインに交換し、お買物等に使っていただけます。住んでいるだけで健康になれるまちとして、ぜひアプリを使って健康づくりに役立てていただければと考えております。
次に、福祉の充実に向けた地域共生社会分野の取組として、地域福祉総合センターいぶきに地域福祉推進室を設置し、ひきこもり等、どこに相談したらよいか悩んだ際に、安心して相談できる断らない相談窓口を設置し、相談体制の充実を図るとともに、社協、障害福祉団体などと連携を強化してまいります。また、いぶきの利用者が、機能的で安全かつ快適に施設を利用できる環境の確保に向けて、駐車場の整備工事を実施をいたします。
なお、瑞祥苑につきましては、4月より解体工事に着手する予定であり、周辺住民をはじめ、町民の皆様には御迷惑をおかけいたしますが、何とぞ御理解、御協力を賜りますようお願いを申し上げます。
障害者福祉については、令和9年度より計画期間となる障害者基本計画と障害者福祉計画を策定するとともに、リサイクルセンターにおける就労訓練を近年社会問題となっているひきこもり等、社会経験の乏しい方への対応として拡充を進めてまいります。
【3.防災体制の見直しと強化】
次に、防災体制の見直しと強化であります。
安全防災分野の取組として、災害時備蓄物資の配送、保管の拠点となる防災拠点倉庫の新築に向けた設計業務を行い、大規模災害発生時においても、避難所へ物資を確実かつ迅速に届けられるよう、備蓄物資を一元管理する拠点倉庫の整備を進めてまいります。また、家庭防災機能の向上を図るため、自主防災組織を通じて、世帯向けに防災用品である緊急時持ち出し袋や保存食などの整備に必要な経費を支援してまいります。
近年の異常潮位、豪雨によって和田地区内の低地で冠水が発生しております。衛生上の問題や緊急車両の通行にも障害が出ていることから、これまで設計を進めてきた和田地区雨水対策事業の対策工事に着手をし、雨水低地対策を進めてまいります。
また、難波江川の一部区間においては、河川線形が急で、水当たりが強い箇所があり、背後地に民家が立地していることに加え、護岸の老朽化も確認されていることから、河川改良工事を実施してまいります。あわせて馬居寺川においても河川改良工事を継続して実施し、土砂災害や河川氾濫の危険性の軽減を図るとともに、住民の安全確保を図ってまいります。
【4.産業の充実】
次に、産業の充実であります。
まず、農林水産分野の取組として、施設、園芸業者に対し、近年増加する異常な猛暑や長雨、寒冷等による気象影響に対応するための設備・機械等の導入を支援するとともに、認定農業者や小規模・中規模農業者に対し、農業機械購入支援制度を拡充し、営農の継続を支援してまいります。
また、東三松地係、薗部地係及び子生地係において、圃場整備に向けた土の搬入工事を行い、農地の基盤条件の改善と営農環境の向上を図ってまいります。
漁業者に対しては、漁業の効率化を図るため、省エネエンジンへの更新、漁船機器の導入を支援し、経営の安定と漁業の継続を図ってまいります。また、漁業協同組合所有の水産加工場のHACCP対応に向けた改修を支援し、安全で効率的な生産体制を整えることで、大手流通や輸出にも対応できる信頼性の高い加工施設を実現し、魚価の向上や高付加価値化を図ってまいります。
次に、商工観光分野の取組として、町内中小企業に対し、設備資金や運転資金を誘致する中小企業振興資金の利子補給率及び保証料補給率について、2分の1から10分の10へ拡充し、物価高が続く中において中小企業を支援してまいります。
ワールドマスターズゲームズ2027関西大会におけるライフセービング競技の実施に向け、令和8年度はプレ大会を開催し、競技・運営の検証や本大会に向けた広報・啓発活動を行ってまいります。あわせて、海外参加者への対応のため、会場及び周辺環境の整備を進めるとともに、映画ライフセーバーの試写会や環境学習講座等を実施し、大会に向けた機運醸成を図ってまいります。
【5.住みやすさ・心地よさの充実】
次に、住みやすさ、心地よさの充実です。住みやすさの充実に向けた環境衛生分野の取組として、上水道において安定した水道の供給を図るため、取水施設新設及び更新に必要な水脈調査を2か所実施いたします。
下水道においては、公共下水道施設である管路やポンプ場、処理場の耐震化工事を総合的に進めるため、下水道総合地震対策計画を策定をいたします。生活に欠かすことのできないライフラインである下水道施設を守るため、公共下水道施設の今後の耐震化、長寿命化に向けた計画を検討し、耐震化工事を推進してまいります。
道路交通分野の取組として、塩土区内において、密集市街地の道路待避所の整備により、狭隘道路の拡幅改良を行い、交通安全性の向上と災害時の活動拠点の確保を図り、重要路線沿いに車両の退避スペース及び防災拠点となる用地の整備を図ってまいります。シーサイドラインについては、令和7年度に実施した測量業務に引き継ぎ概略設計を行い、計画的な事業進捗を図ってまいります。
また、高浜中学校前の道路である島ノ内京ケ鼻線について整備を進めるとともに、現在整備を進めている三重野線と併せて道路機能の向上を図り、通行の安全性と利便性の確保に努めてまいります。さらに、南区における南山手線の改良について測量調査に向けた概略設計業務や、事代区の狭隘道路解消に向けた調査を行い、道路の安全性向上に向けた検討を進めてまいります。
物価高対策としましては、町内全世帯を対象に、地域商品券赤ふん坊や通貨を世帯人員1名当たり1万円分配布をし、物価高高騰に伴い、日用品等の購入に要する費用の一部を助成することにより、各世帯、各年代の経済的負担の軽減を図ってまいります。
心地よさの充実に向けた生涯学習分野の取組として、中学校の休日の部活動を地域で担うために必要となる経費を支援し、受皿となる団体の組織化を目指してまいります。また、文芸協会への委託事業として、ミュージカル人魚姫を実施し、町民が質の高い舞台芸術に親しむ機会の創出と地域文化の振興を図ってまいります。あわせて中央体育館へのトレーニング機器の設置を行い、幅広い世代が健康づくりや体力向上に取り組める環境を整備してまいります。
加えて、高齢者の免許返納後の生活を支援する取組として、安心して自由に移動することのできるシニアカーの購入に対し、補助金の交付をしてまいります。
地域活動、交流分野の取組として、結婚新生活支援事業により、新婚世帯の新生活に伴う住宅の賃貸費用や引っ越し費用など、新生活に要する費用の経済的負担を軽減し、結婚に対する取組の促進や、結婚、妊娠、出産、乳児期を中心とする子育てに温かい社会づくりと機運醸成を図り、安心して子育てができる環境づくりを推進してまいります。
【6.将来世代が安心できる財政の充実】
最後に、将来世代が安心できる財政の充実であります。
行財政分野の取組として、庁内のペーパーレス化推進に向けて電子決裁基盤を構築し、電子化による職員の働き方の見直しや、さらなる業務効率化に取り組むとともに、GIGAスクール構想で使用したタブレットを再利用し、職員のITスキル向上を図りながら、新しい機器購入費用を抑制し、コスト削減につなげてまいります。
また、家屋の位置情報や形状をデジタルデータとして整備し、公正かつ適正な課税業務を行うとともに、万が一の大規模災害発生時には、家屋情報を迅速に参照し、罹災証明の発行を円滑に行えるような体制を整備してまいります。
以上、申し上げました各種施策の実施により、一般会計におきましては、136億7,962万6,000円と、過去2番目の予算を計上することとしております。
歳入におきましては、可能な限りの国・県補助金等の活用を図るとともに、財政調整基金の取崩しは行っておらず、基金残高は100億円を確保することで、将来世代が安心できる財政を維持をしております。今後も、財政収支の中長期的な見通しをしっかりと把握し、歳入増、歳出抑制などに努め、健全な財政運営を行ってまいります。
【最後に】
以上、新年度を迎えるに当たり、当初予算案も含めて私の施策方針の一端を述べさせていただきましたが、社会情勢の変化を的確に捉えながら、将来のまちづくりに責任の持てる行政運営を基本に、町民の皆様が幸せを感じる高浜町の実現に向けた施策の展開を進めてまいりたいと考えております。
議員各位をはじめ、町民の皆様の御理解、御協力を心よりお願いを申し上げます。
以上でございます。
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