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帯状疱疹予防接種助成について

更新日:2025年3月25日

帯状疱疹予防接種には「定期予防接種助成」と「任意予防接種助成」の2種類の予防接種助成制度があります。

帯状疱疹とは

 帯状疱疹とは、水ぼうそうと同じウイルスを原因として発症する皮膚の病気です。子どものときに感染した水ぼうそうウイルスが、ストレスや過労、加齢などで免疫力が低下した際に、再び活性化して帯状疱疹を発症します。
 発症すると、皮膚がピリピリするような痛みを感じ、その部分に赤みや水疱形成などの皮膚症状が現れます。皮膚症状が治った後も、帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼ばれる痛みが長期間続くこともあります。
 感染予防のためには、予防接種を受けるほか、食事のバランスに気をつける、睡眠をきちんととるなどの規則正しい生活習慣や適度に体を動かすことなど、帯状疱疹になりにくい体づくりが大切です。

帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹ワクチンとは

帯状疱疹ワクチンには生ワクチン(阪大微研:乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)、不活化ワクチン(GSK 社:シングリックス)の2種類があり、接種回数や接種方法、接種スケジュール、接種条件、効果とその持続期間、副反応などの特徴が異なっていますが、いずれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。

生ワクチン 不活化ワクチン
接種回数(接種方法) 1回(皮下に接種)  2回(筋肉内に接種)

接種スケジュール

通常、2か月以上の間隔をあけて2回接種
※病気や治療により、免疫の機能が低下したまたは低下する可能性がある方等は、医師が早期の接種が必要と判断した場合、接種間隔を1か月まで短縮できます。

接種できない方 病気や治療によって、免疫が低下している方は接種出来ません。 免疫の状態に関わらず接種可能です。
接種に注意が必要な方 輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方は治療後3か月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた方は治療後6か月以上置いて接種してください。 筋肉内に接種をするため、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方は注意が必要です。

その他に、接種前に発熱を呈している方、重篤な急性疾患に罹っている方、それぞれの予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシーを呈したことが明らかな方等はいずれのワクチンをも接種出来ません。
また、心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する方、予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった方、けいれんを起こしたことがある方、免疫不全と診断されている方や、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方、帯状疱疹ワクチン(生ワクチン、組換えワクチン)の成分に対してアレルギーを起こすおそれのある方等はいずれのワクチンについても接種に注意が必要です。

帯状疱疹ワクチンの効果

生ワクチン 不活化ワクチン
接種後1 年時点 6割程度の予防効果 9割以上の予防効果
接種後5年時点 4割程度の予防効果 9割程度の予防効果
接種後10 年時点 7割程度の予防効果

 ※ 合併症の一つである、帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、組換えワクチンは9割以上と報告されています。

帯状疱疹ワクチンの安全性

ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、不活化ワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。
接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。

主な副反応の発現割合 生ワクチン 不活化ワクチン
70%以上 疼痛*
30%以上 発赤* 発赤* 、筋肉痛、疲労
10%以上 そう痒感*、熱感*、 腫脹*、疼痛*、硬結* 頭痛、腫脹* 悪寒、発熱、胃腸症状
1%以上 発疹、倦怠感 そう痒感*、倦怠感、その他の疼痛

*ワクチンを接種した部位の症状 各社の添付文書より厚労省にて作成 

他のワクチンとの同時接種・接種間隔


いずれの帯状疱疹ワクチンについても、医師が特に必要と認めた場合は、インフルエンザワクチンや新型コロナワクチン、高齢者肺炎球菌ワクチン等の他のワクチンと同時接種が可能です。
ただし、生ワクチンについては、他の生ワクチンと27 日以上の間隔を置いて接種してください。

帯状疱疹予防接種費用助成

帯状疱疹予防接種費用の助成には「定期予防接種費用助成」と「任意予防接種費用助成」の2種類があります。
今年度、どちらの対象に該当するかご確認ください。
帯状疱疹予防接種の助成を受けることができるのは、生涯1度かぎりでどちらか一方のみです。

帯状疱疹定期予防接種助成の対象者

1.令和8年3月31日時点で
  65歳・70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳の方
  101歳以上の方(令和7年度のみ)

2.60歳以上65歳未満でヒト免疫不全ウイルスにより、免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方


帯状疱疹定期予防接種助成に該当する方は、帯状疱疹定期予防接種のページをご確認ください。

帯状疱疹任意予防接種助成の対象者

以下の項目がどちらも当てはまる方     
 ・高浜町に住民登録があり、接種日時点で50歳以上の方
 ・該当年度の帯状疱疹定期予防接種対象外の方


帯状疱疹任意予防接種助成に該当する方は、帯状疱疹任意予防接種のページをご確認ください。

このページに関するお問い合わせ先

保健福祉課(保健グループ)
電話番号:0770-72-2493
ファックス番号:0770-72-2081
メールアドレス:hshoken@town.takahama.lg.jp

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