高齢者肺炎球菌定期予防接種
更新日:2024年11月1日
肺炎球菌感染症とは?
肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、肺血症などの重い合併症を起こすことがあります。
高齢者肺炎球菌定期予防接種費用助成について
肺炎球菌による肺炎の感染予防と重症化予防を目的に、高齢者肺炎球菌定期予防接種の費用を一部助成します。
※予防接種は義務ではありません。お手元に届きます案内をご確認いただき、自らの意志と責任で接種をするかどうか検討してください。
対象者
1.接種日に65歳の方
➡接種対象の方は、65歳になられるお誕生日に合わせてご案内を郵送しています。
2.接種日に60歳以上65歳未満で
・心臓・腎臓または呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方。
(身体障害者手帳1級程度)
・ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方。
(身体障害者手帳1級程度)
➡接種を希望される方は、接種前に保健福祉課保健グループへ申請が必要です。
接種期間
65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日まで
※注意事項※
・66歳を過ぎて接種をした場合には全額自己負担となりますのでご注意ください。
・医療機関により、接種を行っている期間が異なる場合があります。
・長期の療養を必要とする病気にかかった等の特別の事情により、上記の期間に予防接種を受けることができなかった場合、その事情がなくなってから1年間は、接種を受けられる場合があります。
➡ご希望の方は必ず保健福祉課保健グループまでご連絡ください。
自己負担額
接種する医療機関によって自己負担額が異なりますのでご注意ください。
医療機関 | 自己負担額 |
福井県内の医療機関(高浜町・おおい町・小浜市・若狭町含む) | 2600円 |
舞鶴市内の医療機関 | 2700円 |
※令和7年4月以降は、自己負担額が変更される可能性がありますので、医療機関の窓口でご確認ください。
接種場所
高浜町定期予防接種実施医療機関
(詳しくはお手元に届きます案内をご確認ください)
接種回数
1人につき1回限り
接種の受け方
1.高浜町定期予防接種実施医療機関に連絡し、接種ができるかどうかの確認・予約をする
2.予診票に必要事項を記入し、医療機関で接種を受ける
3.接種後、予防接種済証を受け取り医療機関の窓口で自己負担額を支払う
持ち物
1.保険証やマイナンバーカード、運転免許証など住所と生年月日が確認できるもの
2.予診票:太枠内をボールペンで記入したもの
3.自己負担金
他の予防接種との接種間隔
他の予防接種との接種間隔に制限はありませんが、同時接種を希望される場合は医療機関にご相談ください。
予防接種健康被害救済制度
一般的に、ワクチン接種では、副反応による健康被害が起こることがあります。極めてまれではあるものの、健康被害をなくすことができないことから、救済制度が設けられています。
救済制度では予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、予防接種法に基づく救済を受けることができます。
詳しくは厚生労働省ホームページ「予防接種健康被害救済制度について」 をご確認ください。
関連リンク
厚生労働省ホームページ 疾病・障害認定審査会(感染症・予防接種審査分科会、新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査部会)
(他の予防接種に関する審議結果も含まれます)
このページに関するお問い合わせ先
- 保健福祉課(保健グループ)
- 電話番号:0770-72-2493
- ファックス番号:0770-72-2081
- メールアドレス:hshoken@town.takahama.lg.jp